製造工程
Process

ダイカストは、原材料である合金、ダイカストマシン、金型の3つの要素から構成されます。溶けた 合金(溶湯)を金型の内部に高圧を加えて流し込む方法で、原材料から製品までの工程が一番短いといわれています。高圧で流し込まれた合金(溶湯)がすばやく固まると、製品が取り出されます。

ダイカスト製品の特徴

『1. 精密な寸法』『 2.正確な仕上がり』『 3.美しい表面』『 4.優れた強度と異形状』 これらの優れた特徴を持つ製品を、安定した品質で大量に生産することが可能です。

合金

合金は、合金メーカーよりインゴットと呼ばれる金属の塊の 状態で運ばれてきます。弊社では、JIS 規格のADC10種を はじめ、お客様の仕様にあわせた特殊材のご提案も可能です。

アルミインゴット

溶解保持

弊社ではインゴットを溶解させる溶解炉と、溶解後に温度を保つ保持炉が一体となった溶解保持炉を採用しています。

溶解保持炉

鋳造(ダイカスト)

溶けた合金(溶湯)をダイカストマシンにより金型に高圧で 流し込むことで製品が成型されます。弊社では135t~650t までの最新のダイカストマシンを多数保有しています 。

ダイカストマシン

トリミング

専用のトリミング機を使い、不要な部分を取り除きます。 トリミングに使用される金型は自社で製造しています。

トリミング

バリ取り

ショットブラストと呼ばれる専用の機械を使用します。 自動化され、効率よく仕上げることができます。必要に応じてヤスリを使った手仕上げも行います。

ショットブラスト

素材検査

機械加工前に素材としての検査を行います。外観検査を全数実施します。

素材検査

機械加工

大きく分けて旋盤とマシニングの加工を行います。

マシニングセンタ

塗装

必要に応じ、協力メーカーに塗装を依頼します。

塗装品サンプル

完成検査

出荷前の完成検査を行います。寸法測定などを実施します。

完成検査

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